富士山、入山料は７０００円！

富士山を登るのに、入山料が徴収されることになる見通しです。

山梨県の横内正明知事が
「一歩踏み出すべき時期に来た」「試行する方向で意見調整したい」
とコメントしたことに注目が集まってますね。

世界文化遺産に登録されることになっている富士山。
日本人はもちろんのこと、外国人観光客にも大人気のスポットです。
しかし訪れる人が増えるに従って、ゴミやトイレの問題も深刻になって来たので
入山者を減らそうとする動きが出て来るのも仕方がないかも知れません。

もっとも、今年はあくまでも「任意」的な暫定措置ということらしいんですが
なし崩し的に定着することは目に見えてます。
まあ、入山者の数があまり変わらなかったとしても、
お金を徴収すればゴミや安全対策などに回せますしね。
この収入は、自治体にとってオイシイでしょう。

気になる入山料ですが、京都大学の栗山浩一教授の試算によると、
仮に１０００円だとすると、４％程度しか登山者は減らないそうです。

また、世界自然遺産に登録されて訪問者が３割増えた屋久島や白神山地の
ケースに鑑みて計算すると、
これまでの登山者数と同じくらいに抑えるためには、
入山料を７０００円にしなければならないとのことです。

富士山に７０００円！
果たしてそれは安いのか、高いのか。

私自身はかつてキリマンジャロ登山に数万円費やしたことがあるので
そんなに高いとは思いません。
山ガールだか何だか知らないけど、ミーハーな人が増え過ぎたので、
それくらいでもいいかなと。

結果的には、恐らく１０００円程度で収まるのではないか、
と勝手に予想してます。

タグ：白神山地 屋久島 世界自然遺産 ゴミ 世界文化遺産 入山料 富士山